・朝の取材予定がリスケになったので、今度の日曜までのtoyamegさんの展示をみたくて、ことみさんを誘ってカーネル食堂へ。実物もやはり良くて、在廊されていたので少し緊張しながらお声がけしたところtoyamegさんはコテンラジオリスナーであり、青柳さん出演回もしっかり聞いていて、本人に会えたときはすごく嬉しかったとのこと。「ツキイチ」で出店したときに、いいかねPaletteに泊まったこともあるそう。RHCの取り組みを伝えると「この古材に描いたりしたいです」ということで、数少ない古材そのままの購入したい人がいるのだと一層嬉しくなった。看板や店内のサインにも描いてほしい。依頼できるようにがんばろう。
・馬見山の麓で家具をつくる「ウマミアソシエ」さんへ取材。北欧家具と日本の古来からの技術が加わり、実際に手にとると人間みがあり、それでいて作家性は良い意味でないあたりがとてつもなく良かった。四谷さんは29歳の頃、会社が倒産したことをきっかけに職業訓練校へ行き、家具職人への道へと進んだことについて「後がないので、必死でしたね。(矢澤指物工房で修行している3年間)当時は土日休みだったのですが、工房は使うことができたので、そこで自主制作を毎週行っていました」
本物の職人ながら物腰も柔らかく、ただ作る物への妥協の無さ、は29歳からこの道へ進んだからこそ体得されたものなのだろう。
・嘉麻を拠点にしたのは、たまたまいい物件があったから。奥さまの祖母の家が売りに出されていたことを知って、譲り受けたのではなく購入したそうだ。
・こういった家具を買うことは、要は生き方なのだと思う。高いから手が届かないなー、ではない。
・工房を特別に見せてもらった。ずらりとならぶ鉋やノミ。それから木工器具。その並び。どれくらいの年月で揃っていったのだろう。夢のような空間だった。本当は5時間くらい居座って100個くらい質問をしたかったが、カメラマンの蟹江くんが「次の取材まであと7分です」とナイスタイムキーパーをしてくれて、ドタバタと次の「秀芳園」へ。
・今年のTHE SECONDはツートライブの優勝会見がネタと同じくらい良かった。小ボケを挟みつつも唐突にちゃんとしたことを言っていたり。目指す芸人像を問われたときに甲本ヒロトさんのクロマニョンズや三浦かずとしさんの話をして「要は、ひとつのことをやり続けてる人が好きなんやと思います」が粋だった
・10年以上、毎月単独ライブをやってて、そこで新しいネタを多いときで6本、少なくとも3本やっていたと。M-1にしてもそうだけど、舞台に立って、量をこなした上で質を高めていった人々が結果につながっている(場合が多い)。
・前向きに捉えると月刊誌の編集を生業として「毎月、締切がある生活」から抜け出したいと思いつつ、芸人でいうところの「毎月単独ライブしてる」ようなもんだなと思うとわるくない気がしてきた
・さんちゃんがかわいい。さくたろうが赤ちゃんのときにも思った「赤ちゃんがかわいいのではなく、赤ちゃんを育てるための本能が”かわいい”の概念や基準、感情を生み出した」説を、ふたたび強く感じている。
・「水曜日のダウンタウン」のなかでいちばん好きかもしれない「二代目関根勤選手権」の3回目をみた。ケンコバが優勝していたが、飯尾さんと、川北のほうが個人的には好きだった。
・「超実践的幸福論(Podcast)」で、独立時はこれをやろうと思っていたことに着手できていないもどかしさが相談されていた。解決としてはmust(絶対に自分がやる必要があること)とbetter(できればやったほうがいいこと)の線をしっかり引くことであると。bettterは無限にある。
・庭の梅を、ことみさんとにこが収穫してくれていた