2025/06/02 日記

・ついに最後の生き残りであった金魚のソラちゃん(息子命名)が旅立ってしまった。一緒に埋めて、墓標もたてた。水槽を洗って、底の石を迷いつつ、新しいハーブガーデンの横に、砂利代わりに敷いた。

・午前中から昼過ぎまで、チクスキの定例会議。つい話しすぎてしまうことを反省。業務委託だけど前のめりではありたいという、立ちふるまいがまだ難しい。

・過去の原稿をプリントアウトして、家に立ち寄ってからあげを入れたタッパーをそのまま持ち出して車のなかで食べつつ、佐野医院さんへ。副院長先生が「医療ドラマに出てくる理想のお医者さん」みたくハンサムで優しい。

・「冊子で話題になる」ことについて考える。地域系冊子の究極は、有山さんたちによる「雲のうえ」や「SとN」なのだが、それらも一般的に知名度があるかというと、別にそうでもなかったりする。あらゆるものごとの「話題」に関する数が多すぎて流れるスピードが早い現代において「話題になる」はKPI上ベターではないかもしれない。

学生時代特に好きだった『PAPER SKY』を楽天magazineで流し読み。英字も入るので、左開き。

・インスタで誰かがあげていて気になった、美輪明宏さんの自伝を少し読む。被爆したときの描写が凄い。長崎は建物も文化もいちどリセットされてしまっている。

・他者に対してあれこれ考えてしまうが、直接フィードバックする機会もないので、それを「考える時間」すら勿体ないというか意味がないと思うようになった。たびたび思い直すけど、つい考えてしまう。子どもに対しても、あれこれ期待する思考のルートには、マイナスなものしかない。「他者に期待する」を一切排除できたら、心はどんなに健全だろうと思う。ただ、本当にそれができ切ってしまえば、その人は人間らしいのだろうか。到達するまでの工程には、徹底した自責思考が必要で、それはそれで心を病んでしまうかも。この類の名言を誰かが言っていた気がする。

・帰宅すると、ことみさんが3人とも風呂に入れてくれていてとても助かった。大量のトマトをフードウェイで買ったので、茄子とトマトのマリネを作ってくれていたのが美味しかった。

・さくたろうが、架空のモンスターを交互に描いて戦わせる遊びを今日もしようという。これみてーと描いていたのが「きのこグモ」で、美輪さんの被爆話を読んだばかりなのでどきりとした。(雲ではなく蜘蛛だったけど)