2025/06/05 日記

・玄関側の梅が熟しつつあったので、ざっと収穫。ついでに芝刈り。ドクダミがたくさん生えているので、活用方法を調べる。

・午前中は自宅作業。特集のリサーチ、チクスキWEBの更新。流通空論で気になった小西さんの本を買う。

・お昼はことみさんがトマトソースパスタをつくってくれた。

・午後から、いいかね幼稚園へ。電気が使えるようになったので、あとはwifiさえあれば仕事場にできる。気候的にも、空調がなくとも快適。トイレが使えないのはやや不便。

・管理しているいくつかのサイトのドメイン、サーバーまわりの請求をまとめたが、煩雑でこれだけで1時間かかってしまった。次号に載せる広告のレイアウト指示なども。

・過去の売掛金について、とある長年お世話になっている飲食店に連絡したところ、思いもよらずお怒りの返信。法的には5年以内は支払う義務があるが、店主がごねたらどうしようもない。そもそも会社員時代の、会社員根性というか、すぐに集金に行かなかった自分が悪い。個人事業主になって、このあたりの感覚はものすごく変わった。

・人はお金についての考え方が多種多様にあり、それが故に「お金で揉める」みたいなことがすごくよくある。価値観としかいいようがないのか、ただ「お金に関するミス」はどれだけ関係性があっても「ミスったほうが絶対的に悪い」みたいな暗黙のルールがちょっと解せないなと思う。

・風呂上がりは引き続き坂口恭平の「継続のコツ」を読む。もうすぐ読み終える。途中で「いいたいことはもうこれ以上ないのかも?」と何箇所かで思われたが、これまでの人生や生き方と「継続」が結びついて、最後まですごく味がする本だった。

・坂口さんがなぜ「いのちの電話」を続けているか。内容ではなく声を聴いていて、個別具体的な「悩み」をきくことで、無意識的にも膨大なデータベースとして「人はこれで深刻に悩む」「行き詰まる」がわかっていって、むしろなんでみんなこれをやらないのだろう、という段階にいっているそう。

・仕事や執筆をしながら話を聞ける、というか声をきいているので、電話に出まくっているほうが仕事が進む、とあり、いやすげーな、となる。仕事だけに集中するとうまくいかない、と記載されていたが、これはちょっとまた詳しく解説してほしいなとなった。ただなにもかも「名作をつくるぞ」なんて意気込まないスタンスは創作において基本かもしれない。