2025/06/11 日記

・5:00起床。メールを2通送信。

・何をもってそう感じたかを忘れたけれど、コロナ禍が落ち着いて、いよいよ「みんなが別々のゲームをしている感」がある。それぞれ目標も、ルールも違う。大きな枠組みとしては資本主義のOSなのだけど、そのなかでプレーしてるゲームのカセットが別々。登る山がちがう、とも言いかえられるし、何を見つめて生きていくかがみんなそれぞれですね〜

・特集取材2件目。ヴィンテージミシンで、1947年以前の型を使ってデニムをつくるGood Oldへ。戦前のデニムを作るべく通常のミシンを買うとうまく縫えなくて、たどり着いたのがヴィンテージミシン。1台ずつ役割が異なり、全部で12台のミシンを買い揃えて(ドラゴンボールみたい)、いまがスタートライン。そもそもなぜそこまでして、戦前のデニムづくりにこだわるかを聞く中で、出身が田川であることをほぼ確信し、きくとやはりそうだった。田川のトガった気質は、確実にある。

・夕方からいいかねPalette界隈の人たちを交えた交流会。スタッフとして準備から参加。ナーシングハウスあえるの上原さんや、西田川高校の北先生、「じぶんがだいじ教室」を主宰している助産師のアキさんや税理士で筑豊eスポーツ協会の藤永さん、Teach For JAPANで東京から飯塚・幸袋の学校へ教えに来ている佐治さんたちとお話できた。猪位金にいながら、こういった方々とお話できるのは本当に有り難い。さくたろうとニコもどうしても来たいというので、途中は参加させてもらう。子どもたちだけで遊ぶ時間もあってさらに有り難かった。ニコは家でごはんをしっかり食べたというのに、ひたすら何かを食べていた。

・会の終了後、車を置いて歩いて帰ろう(歩いても10分ぐらい)としていたところ、青柳さんが送りますよと声をかけてくださり「せっかくなのでマサトさんとこ行ってみましょうか」ということで、ご近所にある「イノヒザロケット」松岡さんのところへ。

・一緒にお神輿を担いだり、お話はしていたけれどアトリエ(工房)にお邪魔するのははじめて。圧巻でやはりとてつもなく面白かった。発明したボトムネックハンガーのこと、オリジナルとは何か、スツールの原点、車、サドル、英彦山神社、ブルーハーツetc… 3人で2時ごろまで語り合った。あんなに楽しい夜は久しぶり。ご近所にここまで純粋で、突き詰めている、愉快なひとがいるのって素晴らしい。世界にはすでに必要なものが存在していて、ただ知らないだけなんだなぁと思う。