・3歳のニコがあたらしいフェーズ的なものに突入している。意志が強い。2歳のイヤイヤはかわいいもので、本番は3-4歳。公園にいきたいソフトクリームをたべたい。要望が叶えられるまで叫び続ける。図書館からの帰りが気持ち的に参ってしまった。妻と次女、長男を家におろして大任道の駅へ。
優しそうなお父さんの、こどもをみつめる横顔をみて、30分前までの感情のたかぶりをしずめる。「なんでそんなことさせるん危ないやろ」。優しそうなお父さんが奥さんに軽く叱られている。お父さんはわるくないよ。ブランコ、名前わからないけど白いポヨンポヨンするやつ、すべり台、砂場を経てニコの機嫌はしだいに回復。
・娘を遊ばせながら、頭のなかは各種の締め切りに追われている。どこを抜いても倒れてしまうジェンガみたいな心。ひとしきり遊ぶがニコがまだ帰りたくないというので、ARBOR BOOKSへ。どんなことがあっても、ここにくると優しい久木田さんと本に救われる。気になっていた藤原印刷さんの本と、くどうれいんさんの「桃を煮るひと」を買う。
・チクスキの最盛期をつくりあげてきた前の前の編集長、小野田さんからの誘いで予定していた、はじめての夜田蔵。ずっとお会いしたかった熊ヶ畑の姉妹、まいさん夫妻とみずきさんも呼んでくれており楽しい夜。ニコがどうしても離れないというので連れていき、みな暖かく迎えてくれた。タルマーリーでの経験。熊ヶ畑での日々。本当に地に足がついており、背筋が伸びる。つい楽しくて調子にのっていろんなことを話すぎてしまう。それにしても田蔵・雄大くんの料理も完全なる「いいお店」でどれだけ多彩なのかと、自宅から車で10分ほどでこの夜を過ごすことができる有難さを噛みしめる。
・帰宅すると、さくたろうが熱を出しているとのことだった。夜中は40度ちかく、何度も起きて熱性けいれんを起こさないかと心もとない夜を過ごす。
