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移動手段としての媒体をつくる

僕にとって媒体は、移動手段です。この言葉に込めている意味は、大きくふたつあります。

ひとつは、物理的な移動と出会い。雑誌や本、一本の記事をつくる過程は、本来出会わなかったはずの人に会わせてくれます。ごく近所にあるのに、扉が開かなくて入ったことのないお店へ入っていく口実になることもあれば、できあがった作品そのものが、思いもよらない場所へ連れて行ってくれることもあります。

もうひとつは、内面的な移動です。身体はどこにも動いていないのに、見える世界が一変する。カメラを持つと、普通の日常風景が映画のように見えてくる。ひとつの言葉と出会って、目の前の風景が変わっていく。僕の中では、こちらのニュアンスのほうが強くあります。

分断や決めつけ、固定観念を越えて、「そういう考え方もあるのか」「あちら側からはそう見えているのか」という場所まで運んでくれるもの。現実の延長線上をなぞるのではなく、境界線を軽やかに飛び越えていくもの。そういう媒体をつくっていきたいと思っています。

馬場健太編集事務所(BBK Editorial Office)。福岡県筑豊エリアを拠点とする編集事務所です。

代表:馬場健太。1990年長崎生まれ。学生時代より地域情報誌づくりを行い、卒業後は岡山県の(臨時)PR職、宇野港のゲストハウス管理人を経て上京。『THE DAY(三栄書房)』アシスタントエディター→フリーランス編集・ライター・PRへ。2019年より福岡県田川市へ移住し、TONE GRAPHICSに入社。情報誌『CHIKUSKI』の企画・編集→編集長を経て独立。2024年11月に馬場健太編集事務所を立ち上げました。

  • 福岡県筑豊エリアに毎月4万部を発行している月刊誌『チクスキ』の特集制作(発行者:株式会社BOOK)
  • 筑豊エリアの地域メディアサイト『チクスキWEB』の運営
  • チクスキのPodcast『チクセキ』編集・制作・出演

RELAYS HOME CENTER(リレーズホームセンター):解体される空き家や残置物(廃棄予定のモノ)のなかから、主に木材や木で出来た家具、古道具をレスキューして販売する「材料店」を構想・準備中です。Instagram https://www.instagram.com/relays_homecenter/

福岡県田川市を中心に、レスキュー(引き取り)活動をはじめましたので、空き家がある、無垢材の家具や古道具があるよ〜という際はぜひお声がけください。

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