・午前中はさくたろうといいかね幼稚園へ。水彩画セットを渡して、3枚ほどは夢中になるが、子どもの集中力は15分ほどとはよく言ったもので、次はマグネット、30分後には退屈してきた様子。こちらも集中とは程遠いが、息子と向かいのデスクでなにか別々のことをする時間は、30分でも1時間でも、ずっと求めていたものである。

・昼食後、妻と「食の安全性」に関する話題になったので、ここ2週間ほど「どう伝えるか」を四六時中考えていた件を意を決して伝える。添加物であれ何であれ「毒」という言葉を食べ物に対して使ってほしくないこと、健康はもちろん大切であるが、総合的な「幸福」を考えたバランスをとりたいこと、Gacktが炎上しているように「自分で調べよう」には落とし穴があることなど。すぐに受け入れることは難しい。いまの世の中は、辟易とするほどに、ジャンキーな情報ばかりがでまわり、多くの人が混乱している。その結果、友人や、家族という最も結びつきが強いはずのものが、注目を集めたいだけの人たちの言説によって、引き裂かれる現象が起きている。私は、そういった想像力の乏しい、発信力だけがある人たちに、いちばん腹が立っている。

・夕方、どこかへ行きたい息子に田川市図書館を提案。「手作り木工大図鑑」を借りたい思いもあり、ふたりで本をじっくり探す。

・おばけの図鑑はないかなぁというので、館内検索で探す。ひとつめに出てきたものはかいけつゾロリ作者さんによるもので「絵がこわくない」ということだったので、ふたつめのよりリアルなものを図書館職員さんに、地下の書庫からもってきてもらう。サブタイトルに「こわいけど見たくなる」と書いてあり、車中で中身をざっと読んだ息子にそれを伝えると「たしかに、こわいけどみたくなる」と的確なサブタイトルに感心していた。

・新刊コーナーにあった、佐藤雅彦さんの「作り方を作る」を借りてみたのだが、とてつもなく良い本で、この本のつくり自体にも佐藤さんの「作り方」が示されているようだった。

・夜は、数日前から計画していた手持ち花火。そのあと、スイカを食べる。ようやく夏らしいことがひとつできた。今年は義父がつくってくれたスイカがいくつもなっているけれど、周囲に渡してばかりで、我が家でのスイカチャンスが少ないことを、妻にボヤく。もっとスイカ食べたい。